塩売り場で見かける「焼塩」。名前の通り加熱された塩ですが、 「天日塩とは別のもの?」「普通の塩と何が違う?」と疑問に感じる方も多いかもしれません。
焼塩と天日塩は、必ずしも反対のものではありません。 天日塩は主に塩がつくられる工程を、焼塩はその後を含む加熱加工の違いを表す言葉だからです。
IN SHORT|焼塩とは?
- 一般に、塩を加熱して仕上げたものを焼塩と呼ぶ
- 加熱によって水分が減り、さらさらと扱いやすい塩になるものが多い
- 天日工程を経た塩に、その後加熱工程を加える場合もある
焼塩とは?
焼塩とは、一般に塩を加熱・焙焼して仕上げた塩のことです。 加熱の方法や温度、時間は商品によって異なりますが、 水分を飛ばすことで湿気にくく、さらさらと扱いやすい状態に仕上げられることがあります。
そのため、焼塩は振り塩や炒め物、サラダ、料理の下味など、 毎日の調理で使いやすい塩として親しまれてきました。
焼塩と天日塩の違い
ここで大切なのが、焼塩と天日塩を単純に二つの別カテゴリーとして考えないことです。
天日塩とは、海水を塩田などに引き込み、主に太陽や風の力を利用して水分を蒸発させ、 塩をつくる製法を指します。 一方、焼塩という言葉は、塩に加熱工程を加えて仕上げる加工方法を表しています。
| 種類 | 主に表しているもの | ポイント |
|---|---|---|
| 天日塩 | 塩をつくる製法 | 太陽や風を利用して水分を蒸発させる |
| 焼塩 | 加熱による仕上げ・加工 | 塩に加熱工程を加えて仕上げる |
つまり、天日工程を経てつくられた塩に、さらに加熱工程を加えて焼塩として仕上げることもあります。 塩を選ぶときは、商品名だけではなく、どのような工程でつくられているかまで見ることが大切です。
天日塩そのものの定義や、他の製法との違いについては、 天日塩とは?製法・他の塩との違い・選び方 で詳しく紹介しています。
なぜ塩を焼くのか?
塩は製法や状態によって、水分を含みやすく、しっとりとした質感になることがあります。 そこに加熱工程を加えることで水分を減らし、さらさらと扱いやすい状態に仕上げることができます。
ただし、すべての焼塩が同じ温度や時間で加熱されているわけではありません。 加熱方法によって質感や風味も異なるため、 焼塩という名称だけでなく、それぞれの商品がどのようにつくられているかを見るのがおすすめです。
ALE ONEの焼塩はどうつくられる?
ALE ONEの塩づくりは、韓国・木浦(モッポ)の海水から始まります。 海水の採取地だけでなく、塩田も同じ木浦にあります。
太陽と風のもとで海水を時間をかけて濃縮し、 製造を始める時期や自然環境によって異なりますが、 海水から塩になるまで約3年をひとつの目安としています。
ALE ONEのラインアップのうち、粒塩は結晶化まで加熱を行いません。 一方、焼塩にはその後を含む加熱工程があります。
同じ海水から始まる塩でも、仕上げる工程を変えることで、 粒の大きさや水分量、質感、料理での使いやすさにも違いが生まれます。
ALE ONEの塩づくりについては、 ALE ONEの天日塩ができるまで もあわせてご覧ください。
ALE ONEの4つの塩の違い
| 種類 | 工程 | 質感 | おすすめの使い方 |
|---|---|---|---|
| 粒塩 | 結晶化まで加熱なし | 大粒・存在感のある食感 | 塩にぎり、刺身、肉、野菜 |
| 生塩 | 天日工程+平釜による加熱工程 | しっとり | 煮物、漬物、手造味噌 |
| 焼塩 | 天日工程+加熱工程 | さらさら | 振り塩、炒め物、サラダ、下味 |
| 焼粒塩 | 天日工程+加熱工程 | 小粒で使いやすい | おにぎり、肉、魚、普段の料理 |
焼塩はどんな料理におすすめ?
焼塩の魅力は、さらさらと扱いやすく、日々の料理に取り入れやすいことです。 魚や肉への振り塩、炒め物、サラダ、料理の下味など、 特定の料理に限らず幅広く使えます。
一方、塩そのものの粒感を楽しみたいときには粒塩、 しっとりと料理になじませたいときには生塩など、 料理や好みに応じて使い分けるのもおすすめです。
焼塩についてよくある質問
焼塩と天日塩はどちらがよいですか?
どちらが一律に優れているというものではありません。 天日塩は主に製塩方法、焼塩は加熱による仕上げを表しており、 料理や好み、商品の製造工程を見て選ぶのがおすすめです。
焼塩は天日塩ではないのですか?
必ずしもそうではありません。 天日工程を経た塩に、後から加熱工程を加えて焼塩として仕上げる場合もあります。 ALE ONEの焼塩も、木浦での天日工程を経た後に加熱工程を加えています。
粒塩と焼塩はどう使い分ければよいですか?
粒そのものの食感や存在感を楽しみたい場合は粒塩、 振り塩や炒め物など日常の調理でさらりと使いたい場合は焼塩がおすすめです。 用途に合わせて使い分けることで、それぞれの特徴を楽しめます。