天日塩とは?製法・他の塩との違い・選び方を解説
天日塩とは、塩田などを使い、主に太陽熱や風力によって水分を蒸発させ、結晶化させた塩のことです。 ただし、一口に天日塩といっても、海水の採取地や気候、製造期間、その後の加工工程によって特徴は異なります。
IN SHORT
天日塩を選ぶ前に、知っておきたいこと
・天日塩は、主に太陽と風の力を利用して結晶化させる塩
・天日塩でも、その後に加熱や乾燥などの工程を行う場合がある
・産地だけでなく、製造地・結晶化方法・その後の加工工程まで見ることが大切
01
天日塩とは?
天日塩は、塩田、流下盤、結晶盤などを利用し、主に太陽の熱や風の力によって水分を蒸発させ、塩を結晶化させる製法でつくられた食用塩です。
食用塩公正取引協議会でも、天日塩は主に太陽熱または風力によって水分を蒸発させる方法により結晶化した食用塩と定められています。
天日塩という言葉は、塩の産地や粒の大きさではなく、主に塩をつくる製法を表す言葉です。
海水を使っているから天日塩になるわけでも、粒が大きいから天日塩になるわけでもありません。 どのような工程で海水を濃縮し、塩を結晶化させたのかを見ることが大切です。
02
天日塩は、すべて加熱していない塩なのか?
天日塩と表示されていても、必ずしも最終商品になるまで一切加熱されていないとは限りません。
太陽や風を利用して結晶化させた後に、乾燥や焼成など別の加工工程を行う商品もあります。 そのため、天日塩という表記だけではなく、その後にどのような工程を経ているのかまで確認すると、それぞれの塩の違いがより分かりやすくなります。
03
天日塩と、他の製法は何が違う?
塩づくりにはさまざまな工程があります。 大きな違いのひとつは、水分をどのような方法で蒸発させ、結晶化させるかです。
| 製法・工程 | 特徴 |
|---|---|
| 天日 | 主に太陽熱や風力を利用し、水分を蒸発させて結晶化する |
| 平釜などの加熱工程 | かん水や塩などに熱を加える工程を用いる |
| 焼塩 | 結晶化した塩に、さらに加熱工程を加える |
どの製法が一律に優れているということではありません。 製法によって粒の状態や使いやすさも変わるため、料理や好みに合わせて選ぶことが大切です。
04
天日塩と天然塩は同じ?
天日塩と天然塩は、同じ意味ではありません。
天日塩には、食用塩の表示ルール上、製法についての基準があります。 塩を選ぶ際には、天然というイメージだけではなく、原材料、原産地、製造方法などの具体的な表示を見ることが大切です。
05
天日塩を選ぶときに確認したい4つのポイント
POINT 01
どこの海水・原料を使っているか
同じ天日製法でも、使用する海水や原料の産地は異なります。まず原材料と原料原産地を確認します。
POINT 02
どこでつくられているか
海水の採取地と、実際に塩をつくる場所が同じとは限りません。製造地についても確認すると商品の背景が分かりやすくなります。
POINT 03
どのように結晶化しているか
太陽や風を利用する天日製法なのか、加熱を用いるのかなど、塩が結晶になるまでの工程を確認します。
POINT 04
結晶化した後に、どんな工程があるか
天日で結晶化した後に焼成や乾燥などの工程が加わる場合もあります。最終商品になるまでの工程を見ることがポイントです。
ALE ONE'S SALT
ALE ONEの天日塩はどうやってつくられる?
ALE ONEのthe saltは、韓国・木浦(モッポ)の海水を原料に、同じ木浦にある塩田でつくられています。
製造を開始する時期や自然環境によって期間は変わりますが、海水から塩になるまで約3年をひとつの目安としています。
その間、太陽や風、気温など自然環境の変化と向き合いながら海水を濃縮し、時間をかけて塩をつくっていきます。
粒塩
the salt - 粒塩は、結晶化工程で加熱を行わず、太陽と風の力を利用して結晶化させています。
焼塩・生塩・焼粒塩
焼塩・生塩・焼粒塩には、それぞれの商品特性に合わせた加熱工程があります。
07
天日塩はどんな料理におすすめ?
塩は、粒の大きさや食感によって料理での使いやすさが変わります。
素材につけて食べる
粒を感じられるタイプは、肉や魚、野菜、おにぎりなど、素材そのものと一緒に味わう使い方に向いています。
日々の調理に使う
粒が細かいタイプや料理になじみやすいタイプは、下味や炒め物など日々の調理にも使いやすくなります。
08
天日塩についてよくある質問
天日塩とは何ですか?
主に太陽熱や風力によって水分を蒸発させ、結晶化させた食用塩です。
天日塩はすべて非加熱ですか?
必ずしもそうではありません。天日で結晶化した後に、加熱や乾燥など別の工程を加える商品もあります。
天日塩と普通の塩は何が違いますか?
塩には原材料や製造方法によってさまざまな種類があります。天日塩は、その中でも主に太陽熱や風力を利用して結晶化する製法の塩を指します。
天日塩を選ぶときは何を見ればいいですか?
原材料、原料原産地、製造地、結晶化方法、その後の加工工程まで確認すると違いが分かりやすくなります。