きび砂糖とは?原料・製法・産地から考える、砂糖の選び方

砂糖は、毎日の料理や飲みものに当たり前のように使うもの。 だからこそALE ONEは、甘さや色だけではなく、 その原料がどこで育ち、誰がどのようにつくっているのかまで知ったうえで選びたいと考えています。

ALE ONEのthe sugarを選ぶまでに、 私たちは沖縄本島・石垣島・加計呂麻島の産地を実際に訪れました。 畑に立ち、農家の方からさとうきびの栽培や砂糖づくりについて話を聞き、 その土地の環境や土を自分たちの目で確かめています。

そこで強く感じたのは、 一袋の砂糖の向こう側に、 想像していた以上の時間と手間、そして作り手の考え方があるということでした。

この記事では「きび砂糖とは何か」という基本から、 白砂糖や黒糖との違い、選ぶときに見てほしいポイント、 そしてALE ONEが実際に産地を訪れて感じたことまで、 できるだけ丁寧にお伝えします。

きび砂糖とは?

きび砂糖は、さとうきびを原料につくられる砂糖です。

ただし、「きび砂糖」という名前だけで、 原料の産地や栽培方法、砂糖になるまでの製法が すべて同じになるわけではありません。

砂糖は大きく見ると、 糖みつを分離して結晶を取り出すものと、 糖みつを分離せずにつくるものなど、 製法によってさまざまな種類に分かれます。

その違いによって、 色だけでなく、香りやコク、口に入れたときの風味も変わります。

だからALE ONEでは、 「きび砂糖だから良い」と名前だけで判断するのではなく、 原料、産地、栽培方法、製法、そして作り手まで見ることが大切だと考えています。

きび砂糖と白砂糖は、何が違う?

きび砂糖について考えるとき、 比較対象になることが多いのが、上白糖やグラニュー糖などの白い砂糖です。

ここでひとつ知っておきたいのは、 白砂糖は「漂白して白くしている」わけではないということ。

砂糖の結晶そのものは無色透明で、 細かな結晶に光が当たって乱反射することで白く見えます。

一方、さとうきび由来の風味や色合いを残すようにつくられる砂糖には、 茶色や淡い褐色をしたものがあります。 ただし、茶色ければすべて同じ製法というわけでもありません。

つまり、 「白いから悪い」「茶色いから良い」と色だけで判断するものではないということです。

どんな原料から、どんな工程を経てつくられたのか。 そこまで知ることで、砂糖の違いが少しずつ見えてきます。

砂糖の違いは、畑から始まっている。

砂糖になる前には、もちろん、さとうきびがあります。

そして、そのさとうきびが育つ前には、 土があり、光があり、風があり、 それを育てる人がいます。

ALE ONEが大切にしているのは、 完成した砂糖だけを見るのではなく、 できる限りその原料が生まれる場所までさかのぼることです。

実際に産地へ行くと、 写真や資料だけでは分からないことがたくさんあります。

畑を取り巻く環境。 土の状態。 一本一本のさとうきび。 そして、それを育てる農家の方が、 何を大切にし、どこに手間をかけているのか。

私たちは現地で農家の方から、 農薬や化学肥料に頼らずにさとうきびを育てていることについても 直接話を聞いています。

認証やパッケージに書かれた言葉だけではなく、 自分たちでその場所へ行き、つくる人の話を聞き、納得して選ぶ。

それがALE ONEの原料選びです。

加計呂麻島のさとうきび畑と海を写した産地風景
ALE ONEが原料を選ぶうえで大切にしている、さとうきびの産地。

加計呂麻島。土地と人の手間を知る。

鹿児島県・奄美群島にある加計呂麻島も、 the sugarに使うさとうきびの産地のひとつです。

加計呂麻島では昔から、 土地の形に合わせながらさとうきびが育てられてきました。

ALE ONEが現地を訪れて特に印象に残ったのは、 景色そのもの以上に、 作り手がさとうきびに向き合う姿勢と、砂糖になるまでにかかる手間でした。

効率だけを考えれば、省ける工程があるかもしれない。 見た目だけを考えれば、もっと均一に仕上げる方法もあるかもしれない。

それでも、原料が持つものをできるだけ生かしながら、 手をかけてつくる。

畑に立ち、農家の方の話を聞くことで、 一粒の砂糖を見る目が変わりました。

土地の状態を実際に見て、 そこで育つさとうきびに触れる。 そうして初めて、 「産地」という言葉が、地名だけではなくなります。

黒い粒も、均一ではない砂糖の表情。

the sugarをよく見ると、 淡い色の砂糖の中に、ときどき黒い粒が見えることがあります。

一般的な工業製品の感覚なら、 すべてが同じ色、同じ形に揃っている方が 「きれい」に見えるかもしれません。

けれど、実際に産地を訪れ、 砂糖づくりの話を聞いた私たちは、 この均一ではない表情も、 原料と向き合いながら丁寧につくられる砂糖の個性のひとつだと感じています。

見た目を整えることだけを優先するのではなく、 さとうきびが持っているものを、できるだけ残す。

その考え方は、 ALE ONEが食材を選ぶときに大切にしていることとも重なります。

甘いだけではない。コクや旨みまで感じる砂糖。

産地で実際に砂糖を口にしたとき、 私たちが強く印象に残ったのは、 ただ「甘い」ということではありませんでした。

甘さの奥にある、コク。 どこか塩味にも似た複雑さ。 そして、料理の中に入れたときに感じる旨み。

the sugarには、 さとうきび由来のミネラル分も含まれています。

ALE ONEでは、 そうしたミネラル感を思わせる複雑な味わいも含めて、 さとうきび本来の個性だと感じています。

もちろん砂糖は、ミネラルを摂るために たくさん食べるような食品ではありません。

それでも、毎日の料理に使うものだからこそ、 ただ甘味を足すだけではない、 原料そのものの味わいを感じられる砂糖を選びたい。

それが、私たちがthe sugarを選んだ理由のひとつです。

きび砂糖を選ぶときに見てほしい、5つのこと。

1. 原料

まずは、何からつくられているのか。 砂糖の場合は、さとうきびなのか、てん菜なのか。 原材料表示から確認できます。

2. 産地

同じ「国産」でも、 どんな土地で育った原料なのかによって背景は異なります。

ALE ONEでは、 できるだけ産地までたどり、 原料が育つ環境を見ることを大切にしています。

3. 栽培方法

どのように作物を育てているのか。 農薬や肥料との向き合い方も、 ALE ONEが原料を選ぶうえで大切にしているポイントです。

4. 製法

同じさとうきびから生まれた砂糖でも、 どのような工程でつくるかによって、 色、香り、コク、使い心地は変わります。

5. 誰が、どんな考え方でつくっているか

スペックや認証は、商品を知るための大切な情報です。

でも、それだけでは分からないこともあります。

誰が育てているのか。 何を大切にしているのか。 どこに手間をかけているのか。

毎日口にするものだからこそ、 その背景まで知ることも、 食材を選ぶ基準のひとつになるとALE ONEは考えています。

ALE ONEのthe sugarについて

ALE ONEのthe sugarと、さとうきび、小皿に盛ったきび砂糖

ALE ONEのthe sugarは、 沖縄本島・石垣島・加計呂麻島で育った さとうきびからつくられています。

私たちは実際に産地を訪れ、 農家の方から栽培や砂糖づくりについて話を聞き、 その環境を自分たちで確かめてきました。

さとうきびは、 農薬や化学肥料に頼らずに育てていると 農家の方から直接聞いています。

そしてthe sugarは、 見た目を白く整えるための脱色をせず、 さとうきび本来の色合いや風味を大切にして仕上げています。

煮物やソース、ドレッシング。 お菓子づくりや、コーヒー、紅茶にも。

特別な日のための砂糖ではありません。

毎日使う砂糖だからこそ、 原料やつくられ方まで知って選びたい人のための砂糖です。

よくある質問

きび砂糖とは何ですか?

さとうきびを原料につくられる砂糖です。 ただし「きび砂糖」という名称だけで製法や精製度が一律に決まるわけではなく、 商品によって色や風味、つくり方は異なります。

きび砂糖と白砂糖は何が違いますか?

上白糖やグラニュー糖などは、 製造工程で糖みつなどを分離し、ショ糖の結晶を取り出してつくられます。 白く見えるのは漂白しているからではなく、 無色透明な細かな結晶が光を乱反射するためです。 一方、きび砂糖には、さとうきび由来の色や風味を残すようにつくられるものがあります。

きび砂糖と黒糖は同じですか?

同じではありません。 黒糖は、さとうきびの搾り汁を煮詰め、 糖みつを分離せずにつくられる砂糖です。 一方で「きび砂糖」と呼ばれる商品の製法はさまざまで、 黒糖と同じ製法とは限りません。

the sugarに黒い粒が見えることがありますが、大丈夫ですか?

the sugarには、黒い粒が見られることがあります。 ALE ONEでは産地を訪れ、製法について話を聞いたうえで、 こうした均一ではない見た目も含めて、 原料やつくり方の個性のひとつと捉えています。 気になる状態がある場合は、商品のお写真とともにお問い合わせください。

きび砂糖にはミネラルが含まれていますか?

さとうきび由来のミネラル分を含みます。 ただし砂糖は、ミネラル補給を目的に大量に食べる食品ではありません。 ALE ONEでは、ミネラル感も含めたコクや複雑な風味を、 the sugarの魅力のひとつと考えています。

きび砂糖は普段の料理にも使えますか?

はい。 煮物やソース、ドレッシング、お菓子づくりのほか、 コーヒーや紅茶などにもお使いいただけます。 甘さだけではなく、コクを加えたい料理にもおすすめです。

ALE ONEのthe sugarのさとうきびは、どこで育てられていますか?

沖縄本島、石垣島、加計呂麻島で育てられたさとうきびを使用しています。 ALE ONEでは実際に産地を訪れ、 農家の方から栽培や砂糖づくりについて話を聞いています。

毎日使うものから、選び直す。

ALE ONEは、治療院で長く人の身体と向き合ってきた経験から、 毎日の食を大切にしてきました。

塩も、砂糖も、みそも、醤油も。

あまりにも身近だからこそ、 私たちはいつの間にか 「何となく」選んでしまいます。

でも、その一つひとつに、 原料があり、土地があり、つくる人がいます。

実際に土地へ行く。 人に会う。 話を聞く。 そして、自分たちが納得できたものを届ける。

毎日の食卓から、自分や家族を少し大切にする。

the sugarも、 そんなALE ONEの「食べる鍼灸」という考え方につながっています。

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